梅ゼリー

こんにちは!栄養部です。

5月の栄養部ブログにて梅干の製造過程をお伝えしておりましたが、長雨により「土用干し」を半分しか終えていません。出来上がった今年の梅干の様子をお伝えしたかったのですが、間に合いませんでした( ;∀;)

今回「梅ゼリー」を作り給食で提供しましたので、このご紹介をさせて頂きます。
梅干にするには熟しすぎた梅を使用して作りました。
梅の実は良く洗い、ヘタを取り一晩水につけてアク抜きをします。翌日、水気を切って冷凍します。
(この「冷凍」するのがポイントです!冷凍することで細胞が壊されて加熱が短時間で済みます。)
冷凍した梅の実と砂糖、水を加えて煮ます。

出来上がった梅シロップをストレーナーで濾してゼラチンを加えて冷やし固めます。

梅の香り、酸味が夏にピッタリのデザートです。
色もきれいに出来ました!
濾した残りの梅の実も、もちろん使いますよ。

種を取り、砂糖を加えて再度加熱をして、ジャムを作りました!
裏ごしをしたので、滑らかに出来ました。色もきれいな山吹色です。
患者様に提供するパンと共に給食で提供させて頂きます。

梅は酸っぱいですが、これは「クエン酸」によるものです。
クエン酸は疲労回復に役立つだけでなく、カルシウムや鉄、亜鉛といったミネラルの吸収を高める作用があります。また、食欲増進効果や唾液などの消化液の分泌を促進するはたらきがあるので、夏バテで食欲が無い時など梅を食事に取り入れると良いですね。

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