ワクチン接種後の副反応

こんにちは。薬剤部です。
当院では職員に対する新型コロナウィルスに対するワクチン接種が先月から始まり、2回目の接種も終えた職員も増え始めました。
最近のニュースでは
『誤ってワクチンが入っていない生理食塩液を接種した。』
『冷蔵庫に保管するのを誤って室温に置いてしまい~人分破棄。』
などのニュースが目につきます。
しかし、個人的に知っておいたほうがいいと思うのはそのような事よりもワクチン接種後の副反応です。
厚生労働省の2021年4月27日の調査によると、1回目接種後よりも2回目接種後のほうが37.5℃以上の発熱をする確率が高いという結果が出ています。(特に接種した翌日)
また頭痛や全身倦怠感(体がだるい)といった反応も2回目接種後に起きる確率が高いという結果が出ています。(こちらも接種した翌日)
しかし、これらの症状(37.5℃以上の発熱、頭痛、全身倦怠感)は接種した翌々日ごろから治まる傾向にあります。
すなわち、症状のピークは2回目接種後の翌日になるので、大事な仕事や、大事な用事などが無い限りは家で休むという選択肢を選んでいいのではと個人的に思います。
もちろん全員に症状が出るというわけではありません。
起きるかもしれないし、起きないかもしれない。
それは、実際に接種しないと分かりません。
以上の事を頭に入れておくだけでもある程度の心構えができると思います。
最後になりますが、ワクチンを接種したからといってもう感染しないという油断はせず、これからも今まで通り感染対策を実施してください。
当院も感染対策には細心の注意を払って業務に取り組んでいきます。

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