アルコール等依存症のご家族へ向けて、家族支援を開催するための基本的な知識の習得、また長崎県内での連携づくりを目的とした「依存症家族支援研修会」にはアルコール依存症に携わる保健医療福祉の分野で活躍されている42名の参加をいただきました。

テーマ 講師
家族支援概論 暴力について 福田貴博(精神科医)
問題行動の分析 自分自身の生活を豊かにする 植田秀孝(PSW)
イネーブリングを減らす 望ましい行動を強化する 山﨑節子(Ns)
コミュニケーションスキル~基礎編~
植田秀孝(PSW)
コミュニケーションスキル~応用編~
前田大輝(OT)
開催日時

令和4年11月18日(金) 13時~17時30分

開催方法

web開催

対象者

長崎県のアルコールなど依存症支援に携わる支援者、医療・保健・福祉従事者、地域包括支援センター、その他関係機関の職員

アンケート:研修の満足度について

アンケート:研修の理解度について

今後希望する依存症に関わる研修会のテーマについて

研修に関するご意見・ご感想(19件の回答)

ワークやロールプレイを行いながらであったため、ポイントが理解しやすかったです。また、実際の家族教室の内容を体験させていただいたことで、参加者側の気持ちも感じながら研修に参加することができました。今後、家族教室を開催するときの参考にさせていただきたいと思います。

少しずつ日常生活で実践してみようと思います。

ロールプレイを交えてご講話いただき、具体的にイメージする事ができた。

初めてクラフトの研修を受講しました。 資料もわかりやすく参考になりました。

今後にいかしていきたいと思います

当センターでもギャンブルの家族教室は行っていますが、今回のようなクラフトを用いて勉強を行うのは、家族教室後に希望のあったご家族に個別に実施する形になっています。今回のテキストは分かりやすく、参考になると思いました。

お忙しい中貴重なご講話ありがとうございました

クラフト、とても分かりやすいものでした。ありがとうございました。 スタッフが楽しく実施されているのも伝わってきました。

一次感情、二次感情を意識することは支援者自身のメンタルの安定を図るためにもとても有効だと感じました。今後とも宜しくお願いいたします。

ペースもよく、初めての参加でしたが分かりやすく学ぶことが出来ました。また参加させて下さい。大変勉強になりました。相談からクラフトを行うまでの継続支援に繋げることの難しさを日々感じています。

具体的で大変参考になりました。

本日の研修は実際にあきやま病院の家族教室を学べ、今後の相談対応に即時に役立つ内容でした。

わかりやすい研修ありがとうございました。支援に活かしていきます。

 CRAFTの講義を初めて聞くことができ、大変分かりやすい実践方の研修で、地域でも活用出来そうと思いました。

コミュニケーションの取り方を1つ変えるだけで、印象や捉え方が異なるということを事例を通して学ぶことができた。いざそのようなコミュニケーションを使おうと思っても、使えないと思うので、日頃から意識していきたいと思った。

声のかけ方など、具体的な研修だった。また、資料を読み返し、復習したい。その場面で自然に言葉が出るまでには、訓練が必要そうです。

オンラインでの研修でしたが、ワークもありとても分かり易かったです。

依存症で困っている方への声かけ(メッセージ)を意識的に行っていくことで、当事者と支援者の関係を望ましい方向へ変えていく方法を再確認することができました。 知識として持ってはいても、実践できていませんでした。

その他ご意見・ご感想

依存症について家族教室を保健所で実施しておらず、家族から相談を受けた際にどこに繋いだら良いか分からず単発の相談対応で終わってしまうことがあります。依存症の治療はタイミングが重要ということがよくわかりました。今後、家族教室の立ち上げについても検討していきたいと思います。

本日はありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。

あきやま病院のスタッフさんがとても温かい雰囲気で家族教室をされている事が伝わってきました。ありがとうございました。

いつもありがとうございます。 取り組みやすい雰囲気を示していただいたので良かったです。病院でのとりくみがわかり、紹介するときに伝えやすくなりました。

即興的にそれぞれのワークでご指名があったので、クラフトを受ける家族の気持ちがわかって良かったです。

とても楽しく、あっという間の研修でした。 ありがとうございました。 本日学んだコミュニケーションスキルを活かして、今日から家族に優しくなれそうな気がします。

有難うございました。

家族と関わる際には、コミュニケーションスキルはとても重要になってきます。更に研鑽をしなければと思いました

以前来ていた方が、アルコール依存により再入院したことにより、退院後家族から断酒会への参加を止められるなど、家族のアルコール依存への治療に理解が進んでいないと感じているところです。今日の研修をうけて、保健所からも家族教室等による活動が必要だと感じました。今回の研修を所内でもしっかりと復命し、地域での活動に生かせるように検討したいと思います。長くなりすみません。

ギャンブル依存症家族教室は実施していますが、集団は集まりにくく難しいと感じています。家族教室の内容を学べた事、クラフトについてロールプレイ等で体験できた事で、相談対応時により

相談者にわかりやすく必要性を実感しました。本日はありがとうございました。

ありがとうございました。

管内市町が支援しているケースに参加を勧めたい対象がおります。市町に研修を伝達し、参加をご相談したいと思います。

画面がオフの参加者が多く、反応がない方もいて残念に感じました。環境などで難しい方もいると思いますが、できるだけ顔が見えた方がよかったと思います。

現在、当事業所(B型)でアルコール依存症に困っている方1名、過去に困っていた方2名の支援を行っています。家族と医療と福祉が協力し、一進一退を続けている最中です。 まずは、研修で得た知識を職員に周知することから始めたいと考えています。

最近の記事