前回は、お酒を減らす目標について説明しました。
さて、今回は、目標を立てた後に、飲んだお酒の量を記録しましょうというお話です。飲んだお酒の種類や量を正確に書くことができれば完璧です。

例えば、缶ビール500ml一本(2ドリンク)、日本酒2合(4ドリンク)と実際の量を記録したり、第1回でご紹介した「ドリンク」という単位を使って記録する(この場合は合計6ドリンク)のが理想です。
毎回このような記録が面倒な場合は、もっと簡単でも構いません。飲酒目標を立てている場合は、目標が守れたら○、目標がだいたい守れたら△、沢山飲み過ぎてしまった場合は×、お酒を飲まなかった日は◎をつける、もいいでしょう。
目標を立てていない場合は、沢山飲んだら×、いつもの量なら△、いつもの量よりも減らせたら○、お酒を飲まなかった日は◎、はいかがでしょう。6ドリンク以上は×、4ドリンク以上は△、4ドリンク未満は〇など、ドリンクを目安に記録する方法もあります。
記録のつけ方はともかく、とにかく飲酒量を記録することで、普段のお酒の飲み方に対して、自覚が高まります。すると、飲酒記録をつけるだけで、自然とフィードバックがかかり、無理なく、自然とお酒の量を減らすことができます。この記録するという方法は、血圧、血糖値、歩数、体重など、病院や保健指導でも使われていますよね?それは効果があるからです。騙されたと思って、今日から手帳やカレンダーなど、身近なものに飲酒量の記録をつけてみましょう。
つけ忘れてしまった場合は、気づいた時に記入する、1週間分まとめて記入する、奥様や家族に代わりにつけてもらうでも構いません。
飲酒日記の例

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