入院について
当院の入院施設は、「認知症治療病棟」、「アルコール・ストレスケア病棟」などがございます。
診察後、入院治療が必要とみなされ、本人や家族が入院を希望した場合、入院治療が出来ます。
入院が決まりましたら、ソーシャルワーカー及び担当看護師より入院オリエンテーションがあります。
入院に必要な物
洗面用具 : 洗面器・石鹸・石鹸箱・歯ブラシ・歯磨き粉・タオル・コップ(ポリ製)
衣類 : 普段着・外出着・下着・パジャマ・運動靴・室内用スリッパ
日用品 : 洗剤・電気カミソリ・化粧品・生理用品・シャンプー・リンス・バスタオル
※盗難の恐れもありますので、貴重品や不要なものは持参しないで下さい。詳しくは病棟スタッフにお尋ね下さい。
入院中の過ごし方について
入院生活や治療状況等についてお聞きになりたいことがございましたら、ご遠慮なく医師・病棟スタッフにお尋ね下さい。
患者さんの病状の変化または、病棟の都合により、病室・病棟をかわって頂くことがございますので、ご了承下さい。
外出や外泊をされるときは、医師の許可が必要になります。病棟スタッフにお申し出下さい。
月に2回、理容師さんが来院し、院内で行っています。
入院費用等のお支払いについて
入院費は翌月の15日に請求書を発行・郵送いたします。
病院窓口の支払いも可能ですが、同封しています郵便振込用紙での支払いも可能です。
面会時間について
面会時間は、患者さんの療養上出来るだけ午後にお願い致します。
入院中の食事について
症状に合ったいろいろな食事(流動食、糖尿病食、肝臓病食、腎臓病食、かゆ食、きざみ食等)をご用意します。
病棟のご案内
東Ⅰ病棟 認知症治療病棟
認知症の患者さんが入院する病棟です。
患者さんの中には、若年性の認知症及び周辺症状を認める重度の方も入院されています。
病棟の看護師はもとより、専任の主治医、作業療法士、精神保健福祉士が、薬物療法や生活機能回復訓練(HAT)を実施しています。
本人や家族の意見を基に、社会資源と連携し、退院後の生活環境や支援体制の整備・検討を行なっています。
東Ⅱ病棟 精神科一般病棟
急性期の精神症状が改善し、引き続き治療・療養が必要な患者様や、精神疾患を基礎疾患として、主に内科疾患を合併された高齢の患者様が入院されています。
医師、看護師、管理栄養士等の多職種の医療スタッフが連携をとり、患者様一人ひとりに合わせた適切な医療ができるようにしています。
また作業療法士がプログラムを立て、計画的に実施し、活動の充実を図っています。
東Ⅲ病棟 精神療養病棟
急性期の精神症状が改善し、引き続き治療・療養が必要とされる患者さんが、入院する病棟です。
薬物療法、精神療法に加えて、多職種の医療スタッフにより、社会適応能力の回復等を目的に集団療法や心理教育、作業療法等を行なっています。
退院後の生活設計(社会資源の提案、調整、施設見学)の検討を行なっています。
本人の希望により、個室及び2人部屋もあります。
西2病棟 精神一般病棟
依存症、急性期の統合失調症、気分障害の方などが入院する病棟です。
アルコール依存症の治療は、3か月の治療プログラムを通して、アルコール依存症による身体的ケア・精神的ケア(本人・家族)、社会的ケア(社会・地域)に重点を置き、患者様の社会復帰のサポートをしていきます。
病棟スタッフ(医師、看護スタッフ、作業療法士、精神保健福祉士など)が患者様と共にプログラムに参加し、「アルコールを我慢して飲まない」のではなく、「飲まなくていい生活を送る」ことをミーティングや勉強会を通じて学習していきます。
西Ⅲ病棟 精神療養病棟
急性期の精神症状が改善し、引き続き治療・療養が必要とされる患者さんが、入院する病棟です。
薬物療法、精神療法に加えて、多職種の医療スタッフにより、社会適応能力の回復等を目的に集団療法や心理教育、作業療法等を行なっています。
特に患者様の了承生活をより充実したものにするため、作業療法を積極的に行っています。
また、退院後の生活設計(社会資源の提案、調整、施設見学)の検討を行なっています。
本人の希望により、個室及び2人部屋もあります。